マルクは、ブランドリニューアルにおけるブランディング戦略から企画制作部分を担当しました。
IDEA
S.A.Sの長い歴史の中で守られ続けてきたブランド価値やオーセンティシティーを継承しつつ、新たな施策やメッセージでマーケット・業界へのアプローチ・新規開拓へと繋げました。
『DIVE INTO LIFE』というブランドコンセプト(タグライン)を開発し、ダイビングがお洒落で楽しく、そして人生の価値を拡げてくれるスポーツである事、その中でS.A.Sは、その価値を提供出来るダイバーたちの「憧れるブランド」である事を意識したブランドリニューアルとしました。
DESIGN
SASのある海辺のライフスタイルのイメージをオーストラリアで撮影し、ウェブカタログとムービーでSASの世界観を表現しました。ギアとアパレルの商品は1アイテムずつわかりやすい商品説明と共に紹介。ウェットスーツはカラーやデザインを選んでオーダーできるシミュレーターシステムを構築しました。
SASのある海辺のライフスタイルを4シーンに分けて演出。海のシーンでは船からのスキューバダイビング、シュノーケルで浅瀬で海を楽しむ様子、ライフスタイルシーンでは海辺の朝や夜の過ごし方や海へ向かう様子など、ギア・アパレル共に海辺のライフスタイルブランドであることを表現したムービーを作成しました。
DIVE INTO LIFEというスローガンの元、海やライフスタイルでの使用をイメージできるようなシーンを演出し、メッセージ性の強いビジュアルでブランドストーリーを伝えました。ギアとアパレルから始まる両A面を表紙とし、ギア・ウエットスーツは詳細な機能説明や展開するPRO / WATER FRONT / LIFESTYLEの3ラインをシーンに分けて紹介しました。
水辺を意識したオーシャン、冒険を求める人のためのアドベンチャー、シティ/タウンなどのテーマにわけ、特別な場面を含むオールラウンドな使用ができるようなアイテムを、工夫を凝らし、多機能さを持ち合わせたデザインを設計しました。SAS - 2016年春夏はサバイバルコレクションとし、特に夏に冒険を求める人に向けたアイテムをデザイン。 シリーズ全体として生地の選択、細かい縦長のパネル、単色のスキームなどに一貫性を持ち、高品質の日本製コットンに加え、細部にまでこだわったテックナイロンを使用した強靭なボディのライフスタイルウェアを実現しました。
海辺のライフスタイルを提案するブランドであるSASを海の重要な要素である「太陽」と「水」のバランスを表現しています。“A” の2つのシェイプを使って太陽と海の2つの要素を、ロゴマークのサークルは2つの要素に分割、太陽の軌跡と海の水平線のバランスを表現しています。
OUR ROLE
CREATIVE DIRECTION / PRODUCE|Kinoshita Yuji(MARK)
COORDINATE|Kubo Junko(MARK)
ART DIRECTOR|BENJAMIN Wright(LOVE DESIGN INITIATIVE)
FILM DIRECTOR|Sam Stevenson
WEB SITE DESIGN|Miyakawa Ryo(monopo)